
西町大獅子保存会による、この大獅子舞の由来について皆さんにお話します。
明治20年頃、大内町旧大内町川東在住だった楠田浩平さんが西町へ移転した際に、出身地の獅子舞の演技を西町の若集に教えたのが始まりということです。
当時はそのままの形態で演じていましたが、昭和初期に演技に手を加えて、現在これから皆さんにお見せする形になったということです。
後でわかると、ご覧になった時にわかると思うんですけども、まず前技。雌雄二頭の夫婦大獅子が互いに見合い。戯れ合い、ゆっくりと前に進み出る。
戯れているうちに次が中技、中の技。中技。疲れてゆっくりと眠りに這い、そして眠りから覚めるとゆっくりと起き上がり、遊び始める。
動きがだんだんと激しくなり、後技、後の技。お互いに、飛びつき合い、四角を回りながら、四隅を回りながら遊ぶ。最後は2頭揃って打ち切りとなる。これが話のストーリーです。
さあ、用意できましたら、お願いしたいと思います。皆さん、改めてご紹介します。大獅子舞、西町大獅子保存会の皆さんです。皆さん拍手をもってお迎えください。
この二つ、あの二頭か、二頭の獅子は夫婦なんですね。最初はずっと離れ離れだったんですけど、最後は一緒になってくれました。本当にありがとうございました。改めて盛大なる拍手をお願いします。